ホーチミンの夜を、ガイドさんのバイクの後ろに乗って走る。そんなツアーに、一人で参加してきました。
もともとは友人と二人で行く予定でしたが、友人が行けなくなり、一人旅になりました。夜の予定として予約していたのがクラフトビールと音楽とフードを巡る、夜のバイクツアーです。ふたを開けてみると、この日の参加者はわたし一人だけ。ガイドさんと二人で、夕暮れから夜まで、屋台と花市場とクラフトビールの店を回り、最後は生バンドのライブまで楽しみました。
この記事では、当日の流れを時間の順に、何を食べて、何を教わったかまで書いておきます。

※ツアーの内容・料金は2026年9月20日の参加時点のものです。ツアーの料金や回る店は、日によって変わることがあります。円は1万ドン=約60円(訪問時点の参考レート)で換算しています。
ツアーの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ツアー名(Trip.comの予約画面の表示) | ホーチミンのサイゴンクラフトビールテイスティング、音楽とフードツアー |
| 料金 | 6,415円(1名。Trip.comで予約・円払い) |
| 時間 | 18:00開始(この日は17時50分ごろにホテルを出発)〜21:30ごろにホテルへ戻る |
| 移動 | ガイドさんのバイクの後部座席 |
| 送迎 | ホテルまでのお迎えと送りあり |
| 対応言語(予約画面の表示) | 英語・ベトナム語 |
| キャンセル(予約画面の表示) | 利用日の前日1時まで無料 |
| ツアーの形 | 予約上はグループツアー(ほかの参加者と一緒になる日もあります) |
| この日の参加者 | わたし一人(たまたま貸し切り状態) |
ガイドさんは、日本語を少し話せる方でした。ただ、予約画面の対応言語は英語とベトナム語なので、日本語のガイドを期待して申し込むツアーではありません。わたしはたまたま運が良かった、と思っておくのがよさそうです。
当日の流れ|約3時間半で回ったところ
写真の撮影時刻をもとに、当日の流れを書き出すとこうなります(時刻は目安です)。
| 時刻 | 場所 | 食べたもの・したこと |
|---|---|---|
| 17:50ごろ | ホテル | バイクでお迎え、出発 |
| 18:00 | ブンボーの店(Bún Bò Xưa) | ブンボー(牛肉の麺) |
| 18:15 | Bánh Mì 24/7 | バインミー |
| 18:30 | 道端の炭火焼きの屋台 | チュオイネップヌオン(焼きバナナのデザート) |
| 18:40 | 屋台 | サイゴンビール、バインチャンヌオン |
| 18:55 | 古いアパートの下の屋台街 | 街歩き |
| 19:35 | ホーティキー(Hồ Thị Kỷ)の花市場 | 街歩き、サトウキビジュースでひと休み |
| 20:10 | クラフトビールの店 | クラフトビールの試飲 |
| 20:30 | ライブの店 | 生バンドのライブ |
| 21:30ごろ | ホテル | 送ってもらって解散 |
ここからは、ひとつずつ紹介します。
夕暮れのバイクで出発
ガイドさんがバイクでホテルまで迎えに来てくれて、17時50分ごろには走り出していました。後ろに乗って走り出すと、ちょうど空が青からだんだん暗くなっていく時間です。ライトアップが始まったばかりの建物のあいだを、たくさんのバイクと一緒に抜けていきます。

自分で歩くのとも、Grabの車に乗るのとも違う、バイクの目線のホーチミンです。
18:00|ブンボーで腹ごしらえ
最初の店は、ブンボーのお店「Bún Bò Xưa」です。ブンボーは牛肉と米の麺のスープで、この店では細く裂いた空芯菜やバナナの花、ライムが添えられていました。

お店のカードには支店が3つ載っていて、どこも朝7時から夜11時までの営業と書かれていました。

18:15|Bánh Mì 24/7 のバインミー
次は、バインミーの店「Bánh Mì 24/7」。店頭のガラスケースには、パンがぎっしり並んでいました。

ここのバインミーは25,000ドン(約150円)。ツアー代に含まれていたので、わたしは払っていません。食べてみると、気取らないローカルのファストフードという感じの一品でした。翌朝に食べた有名店マダムウィンの特製バインミーとは、また違う美味しさです。

18:30|炭火で焼くバナナのデザート
道端の屋台では、炭火の上でバナナを焼いていました。チュオイネップヌオンという、バナナをもち米で包んで焼いたデザートです。看板の値段は26,000ドン(約160円)。

焼き上がったものに、白いココナッツのソースとごまをかけて出してくれました。

18:40|サイゴンビールとバインチャンヌオン
ここでビールです。といっても、このツアーはどちらかというと食べ物が主役でした。

おつまみは、バインチャンヌオン。ライスペーパーに卵やコーン、ねぎを載せて炭火で焼いたもので、ダラット(Đà Lạt)の名物として知られ、「ベトナム風ピザ」とも呼ばれます。屋台の看板の値段は20,000〜25,000ドン(約120〜150円)でした。

18:55|古いアパートの下の屋台街
次に向かったのは、古いアパートが両側に並ぶ通りです。建物の1階が食堂や屋台になっていて、通りにプラスチックの椅子とテーブルが並びます。


19:35|ホーティキーの花市場
次に立ち寄ったのは、ホーティキー(Hồ Thị Kỷ)の花市場です。ホーチミンでいちばん大きな花市場として知られ、夜は屋台の食べ歩きでもにぎわう場所です。

通りに沿って、花と花束がずらりと並びます。ここでは冷たいサトウキビジュースで、ひと休みしました。自然な甘さで、美味しかったです。

20:10|クラフトビールの試飲と、店にいた猫
ツアーの名前にもなっているクラフトビールは、この店で試飲しました。鉄の階段と植物に囲まれた、少し隠れ家のような雰囲気の店です。この日は二日酔い気味だったので、量は控えめにしておきました。

店では、猫が柵の上にちょこんと座って、こちらをじっと見ていました。

20:30|最後は生バンドのライブ
最後に立ち寄ったのは、ステージのある音楽の店です。ここでは生バンドのライブを聴きました。フード、クラフトビール、音楽と、ツアーの名前どおりの夜になりました。

21時半ごろに、ホテルまでバイクで送ってもらって解散です。
ガイドさんに教わったこと
参加者がわたし一人だったので、移動中も食べている間も、ガイドさんとずっと話ができました。教えてもらったことの中で、とくに印象に残ったのは次の2つです。
ひとつめ|ベトナムのお給料
ガイドさんによると、カフェの店員などサービス業の時給は200円くらいだそうです。参考までに、法律で決まっている2026年1月からの最低賃金は、ホーチミン中心部が入る第1地域で時給25,500ドン(約150円)です(政令293/2025/NĐ-CP)。旅行者には安く感じるコーヒー1杯(45,000〜65,000ドン)も、ここで働く人にとっては1時間分以上のお給料になります。
ふたつめ|週末、教会のまわりに人が集まる
もうひとつは、週末の過ごし方の話です。改修中の有名な教会のまわりには、週末になると人が集まって、飲み物を片手におしゃべりを楽しむそうです。
これは、サイゴン大教会(聖母マリア教会)のまわりのことだと思います。大教会は2017年から大がかりな修復工事が続いていて、完成はまだ先ですが、外から見学することはできます(ダン・チー紙、2026年3月)。大教会や中央郵便局のまわりでは、若い人たちが歩道に座ってコーヒーを飲む「カフェ・ベット(地べたカフェ)」が名物で、いちばんにぎわうのは週末だそうです(トゥオイチェー紙、2023年)。
参加してみて|一人参加でも楽しめた
ホテルまで迎えに来てもらい、ガイドさんが選んだ屋台や店を回って、またホテルまで送ってもらえる。約3時間半で6,415円です。送迎付きなので、夜の帰り道の心配もありませんでした。
ツアーを振り返ると、最高の夜でした。一人旅の夜の過ごし方として、おすすめできるツアーです。
💡 行く人へ(参加前の実用メモ)
- 食べ物中心のツアーなので、夕食は取らずに参加するのがおすすめです
- 移動はバイクの後部座席です。貴重品は体の前に持ち、両手があくバッグが安心です
- 9月は雨季です。夕方以降に雨が降ることもあるので、軽いレインウェアがあると安心です
- 対応言語は英語とベトナム語(予約画面の表示)。簡単な英語が話せると、会話がぐっと楽しくなります
- 無料キャンセルは利用日の前日1時まで(予約画面の表示)。ツアー開始のおよそ1日半前が締め切りなので、当日の天気を見てからの取り消しは無料になりません
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※ツアーの内容・料金・条件は、2026年9月20日の参加時点と予約画面の表示にもとづいています。予約の前に最新の条件をご確認ください。